2017
08.28

心に残った言葉!

ちょっといい話

心に残った言葉!
そして不思議な営業!!
おはようございます。フラノデリスの藤田美知男です。
今日8月28日は「民放テレビスタートの日」だそうです。

1953年8月28日午前11時20分に民放テレビがスタートした記念日だそうです。

今日は以前に働いていた会社での心に残った言葉があるので
それを紹介したいです。

25年くらい前の事です。

どうしても働いてみたくなった会社がありました。

それでその会社って?

今はありませんが…

東京の南青山のあたりに本社があったんです。
KAKIEMONって宅配弁当の会社でした。

弁当屋に興味があったんではなく、そのビジネススタイルにありました。
「外食から内食へって書いてあるんですよ」

その言葉を聞いたとき一瞬で理解できました、なるほどって…。
すべてがもうそこにあるんだと思いましたね。

つまり宅配の弁当屋では無く、彼らには街全体がレストラン、一番くつろげる空間が家ですよね、
まぁ一番くつろげない場所が家の人も居るかもしれませんが…。

家に居ながら、オーダーできる、電話一本で。

そして届く、宅配ではなく、街全体がレストラン、

各家の食卓がレストランのテーブル
でって考えたらワクワクしますよね、もうそこにすべてはある。

ここで感じた事もたくさんありました。

ここの会社に入った時、言ってましたね、我々は無から有を作るんだって、
何も無い所から何かを作り出すんだって。

そこでは、バックトゥーザフューチャーって言葉も言ってました。
映画じゃないですよ。

自分たちは未来に帰って行くんだ。
そういう言葉です。

5年後の未来を考えた場合に
今年は何をやるべきなのか、来年は何をやるべきなのかって
まるで未来に戻るように計画する。

初めて聞いた時、すげーって思いました。

その会社のその2つの言葉が今でも心に残ってます。

それで、面白いのは、
その会社でやった事。

その会社のあった南青山から、
丸の内とか都心の大きな会社に弁当のちらしを持って入っていくんですよ。

当然誰ともアポは取っていないので入れないのですが…

総務の..

誰でしたかなんて

適当なことを言って裏で名前を書いて会社に入るんですよ。

勝手に…

そして、仕事をしている人たちの部屋に失礼しま~すとか言って入るんです。

そして勝手に一人一人のデスク上にチラシを広げて渡すんです。

なんて事をするんだって思いました。
ほんと心臓もドキドキですよ、その時は。

そして、守衛さんに追いかけられながらすいませんって謝って…

また下の階で配るんです、

それで、そのまま追い出されるんですが…

そして、会社にはクレーム電話が殺到、総務の人が始末書を持って行ってましたね。

それでなんて言ったか、

今日は始末書が何枚、よくがんばったって、

何でもやってみろ、
後は俺たちがなんとかするからって、

こんな事をしては本当はだめだろうけど、すごいと感じました。
それで注文もすごかったですよ。

私が感じたのは、そこに何かがあるってことをちゃんと知ってもらわなければ

ダメだってことですよね。

たぶん、チラシをどこかの一角にまるで風景のように置いてあっても注文はこないですよね。

ちゃんと伝わるようにしなかったら意味はないんですよね。

菓子工房フラノデリス

オーナーパテイシエ 藤田美知男

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