12.01
〔29〕私の就いた部署「HOTLINE」
ブログで以前に書いていた事とダブってますが、今回は初めて就職した時からの事を順に追って書いてます。
1992年頃、私が27歳の頃の話です。
KAKIEMONに就職して就いた部署が「HOTLINE」と呼ばれる部署。
「HOTLINE」では各店舗での営業活動と違って直接大きな企業から受ける感じでした。
まぁBtoCなのかBtoBなのか的な感じとも言えますが。
BtoBだけどBtoCな感じです。
何がと言うと、実際にはHOTLINEを担当している私たちは紀尾井町とかにありそうな大きなビル「〇〇生命」みたいな所
に行って営業活動をしてオーダーを取るのですが、それがまた「すごい」と言うか「それ反則?」みたいな方法。
でも確実にオーダーは取れるんですが、寿命も縮まりそうな方法でした(笑)
具体的には何をするのか?
その大きな会社の入ってるビルへ行くんです。
もちろんアポは取ってません。
受付で「弁当の…」なんて言うとチラシは受け取ってもらっても中には入れません。
なので受付で、「総務の…名前を忘れたのですが呼ばれて…」とか言って入れてもらうんです。
私的には「これ大丈夫なの?」とも思うんでうすが。
来る前に、KAKIEMONの総務部長からの言葉「好き放題やってこい責任は俺が取る!」を信じて。
先輩と2人でビルに入って、エレベーターで一番上の階へ。
そこには、大きな部屋がたくさんあって中にはたくさんの人がデスクに向かって働いている。
そこへいきなり「失礼しまーす!」とは入って行き。
一つ一つのデスクに向かっている人の目の前にチラシを置いていく。
思わずみんな、「なんだろー」って思って手を止めてチラシを見てくれる。
「まぁ、こんなやり方」反則ですよね。でもみんなの手に渡る。
二、三部屋回ると、警備の人が駆けつけて
「何をやってるんだ…」もちろん怒られて、「すぐ出て行きなさい!」
「すいませんでした」と言いエレベーターでしたの階に。
そしてまた「失礼しまーす」と言ってチラシを配る。
まぁ、警備員さん飛んできますよね。
今度はどこかに連れられて、すごく怒られて「表まで出されて、トボトボ帰る」
これの繰り返し。
それで、本部へ戻ると。
「オーダーの嵐!!」
これが本部での売り上げ一日300万を支える柱。
総務部長さんからは「よくやった、呼び出されてるから行って来るわ」的な感じ。
今だったら、警備員さんじゃなく警察来ちゃって、ネットニュースとか出そうですよね。
まぁそんな時代だったかもです。
でもわかったのは「ちゃんと手から手に渡す」事の重要さです。
どこかにチラシを置いておいたって誰も見てくれないですもんね。
今だったらまたやり方はもちろん違うけし、これは反則かもですがすごく大切で重要な事がそこにはあった気がしました。
ちゃんと情報が伝わればどこだってなんだって出来る、たとえそれが富良野でも。
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