2018
05.25

サラダ油使ってますか?

ちょっといい話



今日、5月25日を調べたら「主婦休みの日」になってました。

それに今朝の富良野は小雨が降ってます。

ゆっくりしたい一日ですね。

スポンジケーキにもシフォンケーキにも油脂は使います。

フラノデリスではスポンジケーキにはバターを使って、

シフォンケーキにはエキストラヴァージン・オリーヴオイルを使ってます。

実は以前はシフォンケーキには良さそうなサラダ油を使ったんですが、オリーヴオイルに変えたんです。

油脂の「油」は、種子から採れる植物の油。常温で液体です。

シフォンケーキがふわふわ柔らかい理由の一つには常温で固まらない植物性の油を使うからです。

ふらのミルクシフォンは下記リンクで…
https://shop.le-nord.com/products/detail/14

「脂」の方は動物性で常温では固形です。フラノデリスでは動物性の脂はバターと発酵バターです。

合わせて油脂ですね!

オリーブオイルは「オリーブ」から、ごま油は「ごま」たくさんありますが。

じゃあ、サラダ油は「サラダ」から?

じゃないですよね。

サラダ油の原料は「油菜、綿実、大豆、ごま、サフラワー、ひまわり、とうもろこし、米」だそうです。

スナック菓子の「サラダ味」は野菜のサラダの味かと思っていたのですが、全然ちがってました。

サラダ味の「サラダ」が意味するのは「サラダ油」の」ようです。

知らなかった!

びっくりです!

油の成分も深いんですが、今回はその作り方の方です。

大きく分けて2つの方法があって

圧力をかけて絞り出す「圧搾法」

溶剤に漬けて油を取り出す「溶剤抽出法」の2つがあるようです。

その両方を使う「圧抽法」も入れれば3つになります。

また「圧搾法」でも

高温で圧搾する「高温圧搾法」

60度以下の低温で絞り出す「低温圧搾法」

の2つの方法があります。

問題なのは油の製造過程で高温の熱を加えることによって、栄養価が失われる上にトランス脂肪酸が発生してしまう事。

それに「溶剤抽出法」だと「ノルマルヘキサン」と言うガソリンに多く含まれる石油系の溶剤に漬け込んで油を抽出した後で加熱して「ノルマルヘキサン」を蒸発させて油だけにする製造方法。

最終的には、「ノルマルヘキサン」は除去されてるとはいえ、ちょっとって思います。

ここでも加熱することによってトランス脂肪酸が発生すると言う事もありますが、人体にあまり良くなさそうな溶液に漬け込んでって所はそれ以前の問題に思います。

サラダ油って呼ばれているのはこの方法がほとんどのようです。

サラダ油は「0℃の温度で5.5時間清澄である事」とJAS認定工場で製造したものと言うのが書いてました。

また遺伝子組み換えの原料を使ってたとしてもそれの表示義務はないようです。

なんか食べたくないですよね。

逆に、イタリアのエキストラヴァージン・オリーヴオイルは圧搾時に28度を上回らない事って温度も決められているようです。

サラダ油って名前がヘルシーで健康的な響きなので困りますよね。

原料の名前を出したくないから「サラダ」なのかなって思っちやいますね。

使うなら、風味や栄養価が残ってる「低温圧搾法」の油がいいですよね。

私はオリーブオイルやココナッツオイルをよく使います。

昔ながらの方法で作った油。

人間のかダラは食べた物でできてますよね。


オーガニックメロンの観察記
5月24日の画像です!

だいぶ大きく育ちました。
昨日はメロンの摘果作業完了!

4つの形のいいメロンを残して摘み取りました。

楽しみですね!!


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